ネットゲーム人材不足1万5000人、『1＋10』作戦を提唱

1月21日付の『東方早報』が伝えるところによると、1月20日に開幕した「第1回中国ゲーム産業年会」の席上で、新聞出版総署音像局の寇暁偉副局長は現在少なくとも2万人のオンラインゲーム開発人材が必要で、不足人数は１万5000人以上に達している。また、2004年の中国オンラインゲーム市場の最大の特徴は、ベンダーや販売店同士の提携で、今年はより多角的、多段階的な提携を進める予定であると語った。

中国出版工作者協会ゲーム工作委員会の辛暁征秘書長によると、昨年のオンラインゲームの市場規模は24億7000万元で、2009年には109億6000万元に達する見込みである。現在、通信などの周辺産業への貢献額は250億2000万元に達している。なお、オンラインゲームユーザーは2633万人いるとされている。

オンラインゲーム産業の規模が拡大しているが、この面の開発人材不足は深刻である。この問題を解決するため、寇副局長はゲーム開発人材養成の専門学校1校が大学などの高等教育機関10校と提携し、大卒の学歴を有するゲーム開発人材の養成を目指すという「『1＋10』人材養成計画」を実施することを明らかにした。