2005 No.06
(0131 -0206)

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>> 経済

中国が日本最大の貿易相手国となる

日本財務省が1月26日発表した2004年貿易統計速報(通関ベース)にとると、日本の香港を含めた対中国の輸出総額は22兆2005億円となり、対米国の20兆4795億円を上回り、中国は日本最大の貿易相手国となった。日本の最大の貿易相手国が米国がでなくなったのは戦後初めてのことである。

2004年の輸出額から輸入額を差し引いた貿易黒字は3年連続して増加し、前年比17.9%増の12兆109億円に達した。輸出額は半導体製造装置や鉄鋼が伸びて12.2%増の61兆1830億円となり、輸入額は原油や石炭の増加で10.8%増の49兆1721億円に達し、輸出入とも過去最高を更新した。

対中国輸出(香港除く)は、一般機械やテレビなど映像機器が伸びて20.5%増の7兆9963億円に達し、過去最高を更新した。中国からの輸入(香港除く)も事務用機器や鉄鋼などが伸びて16.8%増の10兆1970億円に達し、過去最高を更新した。対中国貿易総額の増加につちえ、日本財務省は「中国の投資環境が整備され、日本や欧米の資本が中国で生産拠点を拡大している」と指摘している。