2005 No.06
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>>記者会見

中国、「釣魚島の主権争い問題を複雑化すべきではない」と表明

孔泉外交部スポークスマンは2月3日の定例記者会見で、「中国側は、中日双方がいずれも一方的な行動を取って、釣魚島の主権争い問題を複雑化すべきではないと考えている」と表明した。

報道によると、日本は最近釣魚島を含む島々に自衛隊を配置し、中国がその付近の海域で石油や天然ガス資源を開発するのを阻止することを決めた。同スポークスマンはこれについての記者の質問に答え、「釣魚島とその付属の島々は昔から中国の領土であり、日本はこれについて異なる主張を持っているが、中国側は双方が交渉と協議を通じてこの争いを解決すべきだと考えている」と述べ、更に中日間の東中国海をめぐる争いに触れ、「東中国海の境界線が現在画定されておらず、中国は東中国海の境界線画定問題で自らの主張と見解を持っており、またこれらの主張や見解に基づいて自分自身の権力を行使するが、これと同時に、中国側も自制を保ち、中日双方が争う地区で一方的な行動を取っていない。中国側は同様、双方が交渉を通じてこの問題をめぐる意見の食い違いを解決すべきだと考えている」との中国の立場を明らかにした。