2005 No.08
(0214 -0220)

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昨年の中国海洋経済、前年同期比9.8%増

中国国家海洋局が1月31日に公表した「中国海洋経済統計公報」によれば、2004年、中国海洋経済は同期の国民経済の成長率より高い伸び率を引続き保ち、全国の主な海洋産業の生産総額が前年比9.8%増の1兆2800億元に達した。

初歩的な計算によると、前年の中国海洋産業付加価値は5268億元で、同期国民経済総額の3.9%に相当し、そのうち、海洋第1次産業の付加価値は1678億元、第2次産業の付加価値は1352億元、第3次産業の付加価値は2238億元。長江デルタ経済区、環渤海経済区の主な海洋産業総生産高がともに4000億元以上。

関係統計によれば、2004年、中国海洋経済の総体的なレベルは世界海洋国の中等以上のレベルにある。一部の海洋産業は目下、世界で極めて重要な地位を占めている。海塩総生産量は依然として世界第1位である。沿海部の主な港湾の年間荷役量は世界第1位を保持している。全国海洋船舶工業は引続き急速に向上し、世界第3位を保っている。

海洋経済の急速な発展は沿海部の就職を促している。21世紀初めの中国の海洋関係の就職情況の調査アンケートによれば、中国沿海部の10分の1の就職者は海洋関係ある業界に従事し、就職者数が2107万人に達し、就職人員の資質、若年化の程度が高く、就職構成が比較的合理的となっている。