中国、朝鮮半島非核化の立場は不動
孔泉外交部スポークスマンは2月17日の記者会見で、朝鮮半島核問題に関連して、半島非核化堅持という中国の立場は変わらないことを強調した。記者との一問一答は次のとおり。
――朝鮮はすでに核兵器を所有していると宣言した。これは中国が望んでいた事態ではないはずだ。中国はこれを脅威とは感じないのか。これが東アジア地域で軍拡競争を誘発するとは思わないか。
朝鮮が2月10日に発表した声明について、われわれは今なお分析、検討中である。私が強調したいのは、朝鮮半島非核化の堅持と朝鮮半島の平和と安定の維持という中国の立場は変わらないということだ。半島非核化の問題はすでに6者協議で各国の確認を得ており、また国際社会も肯定的に受け止めている。われわれは各国の努力によって6者協議が早期に再開されることを望んでいる。朝鮮半島核問題と朝鮮が抱いている合理的な安全保障への関心に対しては、既存の基礎の上に、6者協議の枠組みと各国のたゆまぬ努力を通じて、特に当事国である朝鮮と米国が誠意をはっきり示し、柔軟性を発揮し、互いに受け入れられる解決方法を模索し、最終的に朝鮮半島の非核化を実現すべきである。
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