2005 No.09
(0221 -0227)

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長江デルタ地区など三大区域が中国経済発展の最重要地区

中国の経済学者は、「中央政府が区域経済発展に力を入れるに伴い、長江デルタ、珠江デルタ、環渤海経済圏の三大区域が中国経済発展の最も重要な地区となっている」という考えを示した。

統計によると、中国東部の長江デルタ地区、南部の珠江デルタ地区、北部の環渤海経済圏は19の省や直轄市をカバーし、その生産総額は全国の60%以上を占め、これらの地区にある外資は全国の70%以上を占めている。

中国国務院発展研究センターの馮傑博士は、「改革・開放政策の実施と長年の市場経済の健全な運行を経て、中国の経済発展は明らかに区域化されており、最も早く発展した長江デルタ地区と珠江デルタ地区は中国南部ないし全国の経済発展に対し非常に重要な推進的役割を果たしている。また最近発展してきた環渤海経済圏も、これまでにない活性化を見せている。これらの区域は、地域、人材、資源などの面で優位性があり、周辺地区の経済発展を促すだろう」と語った。