中国、海苔めぐる日本への貿易障壁調査を打ち切り

人民網日本語版が伝えるところによると、中国商務部輸出入公平貿易局が2月28日に明らかにしたところによると、商務部は日本の中国産の海苔（のり）輸入規制に対する貿易障壁調査を打ち切ることを決定した。

商務部輸出入公平貿易局の担当責任者によると、日本政府はすでに中国産海苔および海苔加工品に対する差別的措置を解消している。海苔製品の対日輸出などの問題に関する日本政府の承諾事項により、中国産のりが平等に日本市場へ輸出される見通しとなった。このため、商務部は「対外貿易障壁調査暫定規則」に基づいて調査の打ち切りを決定した。

この調査は、商務部が江蘇省紫菜（のり）協会の申請に応じ、同暫定規則に基づいて昨年4月に開始した。商務部は調査期間に、日本の輸入規制措置を調査し、日本政府の関連部門と協議を進めてきた。