今後3年の80%以上の多国籍企業の対中投資は引き続き拡大される
中国商務部はこのほど、調査レポートを発表し、今後3年間、約80%以上の多国籍企業は引き続き対中投資を拡大することを明らかにした。
同「2005〜2007年多国籍企業の対中産業投資傾向調査研究レポート」は、『ビジネスウィーク』で発表した世界のトップ1000社に力を連ねる多国籍企業を調査対象としており、調査範囲はIT、電子、自動車、化学工業、バイオ製薬などの分野に及んでいる。
調査は「今後3年間、多国籍企業の対中投資拡大のカギーは、ITおよび自動車産業をはじめとする中国の諸産業の市場規模と成長率である。このほか、政策要素、労働力要素なども多国籍企業にとって今後3年間で対中投資を拡大する際の重要な要素となっている」としている。
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