2005 No.10
(0228 -0306)
 

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李肇星外交部長、中日が交渉を通じて釣魚島問題を解決すべきだと表明

李肇星外交部長は3月6日、北京で開かれた記者会見で、「中国は、中日が事実を尊重する上で、交渉を通じて釣魚島の主権帰属という問題での食違いを解決することを主張している」と述べると同時に、「台湾を日米安全協力の範囲に納めることに反対する」と、次のように述べた。

釣魚島及びその付属の島々は古くから中国の領土であり、中国はこれに対して争うことのできない歴史的証拠や法律的証拠を持っている。いかなる弁解や外国の一方的行動でも、この基本的な事実を変えることができない。双方が大局を重んじてこの問題によって中日関係の健全的な発展が妨げられることを避けるよう、希望する。

中国政府と人民は、台湾を日米の安全協力範囲に納めることに断固として反対する。台湾は中国の一部分であり、台湾を直接にまたは間接的に日米安全協力範囲に納めることはいずれも、中国の主権に対する侵犯であり、中国内政に対する干渉でもある。

中日関係の健全的な発展を保証するには、双方が戦略的な高い見地に立って長い目で中日関係を見、歴史問題や台湾問題を正しく認識し、それを処理し、各分野での互恵協力を絶えず強化し、共同の利益を拡大させなければならない。