2005 No.12
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国連貿易開発会議、中国の外資誘致がアジア隣国に恩恵を及ぼすと表明

国連貿易開発会議(UNCTAD)がこのほどジュネーブで発表した研究レポートは「外国の直接的な高額投資が中国に入ることは、アジア隣国の外資誘致に悪影響を及ぼすはずでなく、むしろ、この地区の経済発展を推し進めることができる」とし、次のように指摘している。

アジア全体、とくに東アジアと東南アジアは外資流入の受益者である。というのは中国の強大な吸引力によって、これらの外資が同時にこの地区のその他の国に流入したのは、これらの隣国が中国を中心とする生産協力関係で重要な補完的な役割を果たしているからである。中国の強固な工業基盤が隣国の経済発展を弱めるというよりも、これらの国自身の経済繁栄を促進すると言える。

2004年、中国は外国の直接的な投資を620億ドルも導入し、アメリカに次いで世界2位にランクされている。同じ時期に東アジア、東南アジアへの外国直接投資も約6%増えたという。