2005 No.12
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胡錦涛国家主席、台湾問題の妥当的な処理は依然として中米関係の健全発展で鍵となる問題だ表明

胡錦涛国家主席は3月20日北京で、中国を訪問中のアメリカのライス国務長官と会見した際、「台湾問題を妥当に処理することは、依然として中米関係の健全かつ安定な発展で鍵となる問題だ」と表明した。

胡錦涛国家主席はさらに、「このほど、中国全人代が採択した『反国家分裂法』は、『台湾独立』に反対し、それを抑え、台湾海峡地区の平和と安定を維持するための法律である。アメリカ側が『台湾独立』分裂勢力とその活動の本質と危害を見極め、ブッシュ大統領が重ねて強調した 一つの中国の政策を堅持し、中米3つの共同コミュニケを遵守し、『台湾独立』に反対するという承諾を守り、『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを送らないよう中国側は期待している」と語った。

これに対し、ライス国務長官は、「台湾海峡情勢の安定維持と台湾問題の平和解決はアメリカの利益に合致し、一つの中国の政策を堅持し、米中3つの共同コミュニケを遵守するというアメリカ政府の立場は変わらないものだ」と表明した。

また、朝鮮半島の核問題に触れた際、胡錦涛国家主席は、「中国側が、朝鮮半島の非核化を堅持し、6カ国協議を通して朝鮮半島の核問題を解決し、朝鮮半島の平和と安定を維持することに力を入れるこの立場は変わらないものである。中国側はアメリカを含む各方面と共に、新ラウンドの朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議の早期再開を推進していく」と述べた。

これに対し、ライス国務長官は、中国が6カ国協議のプロセスで果たした役割を高く評価し、アメリカ側の見解も説明し、「アメリカ側は、6カ国協議は、朝鮮半島の核問題を解決するための最も効果的なルートだ」と重ねて表明した。