広東・香港協力で珠江デルタソフトウェア輸出基地を設立
このほど広州で開かれた香港国際情報科学技術博覧会の記者会見で、周啓良香港貿易発展局補佐総裁が広東・香港のソフト産業協力に言及した際、「日ましに緊密化となっている広東・香港協力に支えられて、珠江デルタは新興ソフトウェアアウトソーシング輸出基地となる。こうした製造業が発達した区域で世界一流のソフトアウトソーシングセンターの育成は前途有望だ」とし、次のように指摘した。
広東省はソフト産業の基礎が強く、専業人材が豊かで、人件費が低く、大規模のソフトアウトソーシング産業の発展に適する。香港側はソフト企業が多くないが、国際市場とリンクし、国外ソフト企業の需要に熟知し、注文書を手にすることは容易である。大陸部ソフト企業にセールスマンの役割を果たすと同時に、融資能力、業務の付加価値増加能力にも強く、大陸部中小企業に役立つ。
さらに広東・香港のソフト分野における協力を押し進めるため、香港貿易発展局、中国科学技術部タイマツハイテク産業開発センターが2004年に共同で香港国際情報科学技術博覧会を開き、大陸部ソフト企業に国際市場の買い手を捜し、進んだ経験を学ぶプラットフォームを構築するという考えを示した。
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