2005 No.13
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2004年、中国チェーン企業ベスト100の売上高が前年比39%増

新華網が伝えたところによると、3月17日、中国チェーン経営協会によると、2004年の中国チェーン企業ベスト100の売上高が前年比39%増の4968億元に達した。

中国チェーン経営協会の統計によると、2004年、チェーン企業ベスト100の店舗数が前年比49%増の3万416軒、営業面積が前年比35%増の2580万平方メートル、従業員人数が前年比27%増の81万人となった。

中国チェーン経営協会の関係者によると、2004年の業界全体の情況から見ると、チェーン業界は以下の六つの特徴が見られる。

1、企業規模が拡大しつつある。統計の結果によると、ベスト100の平均規模が拡大し、平均売上高が49億7000万元、平均店舗数が304軒に達した。

2、業界発展の環境がさらに規範化、改善されている。政府は市場を規範化させるための取り組みを強化し、同時に、チェーン経営が人々の生活に浸透しているのに伴ない、消費者のチェーン企業への認知度が高まっている。

3、チェーン経営はより多くの地区、業態へ広がっている。2004年、農村市場のチェーン経営は活発化しはじめている。例えば、「農業資材チェーン」、「農村でのスーパー開設」など。従来のスーパー、コンビニ、量販店などの業態のほか、多くの業界はチェーン経営を採用しはじめている。アパレル、玩具、OA機器などの分野で、新興チェーン企業が現われている。

4、企業は拡張、実力を共に重んずる。2004年、企業の売上高の伸びと店舗数の伸びがほぼ一致している。一方、M&A(合併・買収)は企業発展の重要な形式となっている。また、フランチャイズ、自発チェーンも重要な手段となっている。

5、チェーン企業は産業チェーンにおいてより大きな役割を果たしている。小売業者とサプライヤーは新しい関係作りに努めている。小売業者は諸手段を講じ、顧客との関係を確立、維持している。食品安全改善、経営差別化、会員ポイント制度などが含まれる。

6、外資系企業が大々的に出店し、民営企業が増加している。2004年のベスト100の所有制構成から見ると、国有企業、民営企業、外資系企業はそれぞれ45%、32%、23%を占めた。地域別では、外資系企業が大都市にとどまるわけではなく、中都市、西部地区でも、拡張している。