2005 No.14
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混声合唱組曲「悪魔の飽食」プロデユーサーの持永伯子さんが弊社を訪問

さる4月1日、混声合唱組曲「悪魔の飽食」プロデユーサーの持永伯子さんが弊社を訪問し、李建国副編集長と会見し、「悪魔の飽食」コンサートの8月中国公演について説明した。

「悪魔の飽食」は旧日本軍の「731部隊」が1938年ごろから終戦直前まで、旧「満州」において3000人の「政治犯」ときめつけられた愛国者に対し、細菌、毒ガスなどの兵器製造のための生体実験を行った残酷・非人道・悲惨を極めた行為を告発した森村誠一氏の作品である。混声合唱組曲「悪魔の飽食」では、森村誠一氏が原詩を書き、映画や舞台音楽などを幅広く手掛ける池辺晋一郎氏が作曲、持永さんがプロデユーサーを担当している。

1984年神戸で初公演され、その後各地で公演され、作曲家自らが指揮を担当した。1990年の日中友好協会創立40周年記念コンサートが大成功を収め、1995年から日本全国縦断コンサートが始まった。

今年8月21〜28日、北京、南京、上海で開催されるコンサートは二回目の中国公演で、名誉団長は森村誠一氏とご夫人の千鶴子さん、団長は池辺晋一郎氏。第1回中国公演は1998年に、「731部隊」の本部があった黒竜江省ハルビン市と柳条湖事件勃発の地である遼寧省瀋陽市で開催された。持永伯子さんは「日本政府の行動に対して日本の民間が反対していることもみなさんに伝えたいのです」と語った。

今年の公演では、平和を愛する日本各界からの200余人の人たちが自費でこの公演に参加するほか、140余人が声援のために同行することになっている。

李建国副編集長はコンサートの公演は中日両国にとって有意義なことであり、弊社は応援することを惜しまない、と語った。

(本誌記者  楊莉)