2005 No.15
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携帯電話の合格率63%、テスト強化で粗悪品メーカーの公表も

このほど開かれた「2005年中国移動通信産業フォーラム」の席上で、魯陽副局長は、今年初め、国家情報産業部電気通信管理局(電管局)が携帯電話メーカー22社を対象に実施した携帯電話品質調査によると、22種類の製品のうち、合格したのは63.6%にとどまっていると明らかになった。

国家工商総局発表の昨年の全国苦情調査によると、携帯電話は最も苦情の多い商品のトップにランクされている。魯陽副局長はその原因として、(1)販売許可を受けたあと材料を手抜きする(2)販売とアフターサービス市場秩序の混乱(3)品質の監督管理に対する効果的な防止メカニズムの欠如――を挙げた。

このため、情報産業部は、携帯電話の品質を報告するメカニズムを確立し、定期的に携帯電話メーカーを集めて品質問題を解決する方法を講じると同時に、苦情の多い製品や品質およびアフターサービス(三包=修理・交換・返品)のよくないメーカーの製品に対し厳格なテスト、審査を実施する方針をとる。また、粗悪品メーカーを公表することも検討中。