米フォーブス「有力企業2000社」のランキングで中国企業は88社

米経済誌「フォーブス」は3月31日、世界の有力企業2000社のランキングを発表した。第1位は米シティバンクグループ（総資産は1兆4840億ドル、利益は170億5000万ドル）。

ランクインした2000社のうち、米国企業は711社、日本企業は326社、英国企業は140社。中国企業は88社で、うち大陸部が25社を占めている。中国企業の第1位は57位の中国石油天然気公司（中国石油）、次いで94位の中国石油化学工業公司（中国石化）で、上位100社入りしたのは同2社のみ。上位にランクインした中国企業10社のうち、石油会社が3社（中国石油、中国石化、中国海洋石油）、通信企業が3社（中国移動、中国電信、中国聯通）を占めている。

上位500社入りした中国企業は中国石油と中国石化のほか、中国移動（112位、チャイナ・モバイル）、和記黄埔（150位）、中国電信（167位、チャイナ・テレコム）、中国銀行香港（415位）、中国聯通（454位、チャイナ・ユニコム）、中国海洋石油（491位）の計8社。ランク入りした大陸部・香港の企業は、多くが前回ランキングより順位を下げている。