2005 No.16
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李肇星外交部長、町村外相と会談

李肇星外交部長は4月17日、町村外相と会談し、日本側は侵略の歴史を正視し、反省するという承諾を具体的行動に移し、中国人民の感情をこれ以上傷つけることをしないようにし、根本から関係問題を適切に処理しなければならないと、また次のように述べた。

中日関係を改善し発展させるには、何よりもまず、歴史を正しく認識する必要がある。双方が「歴史を鏡にし、未来に目を向ける」の精神に基づき、大局から出発して中日友好を発展させることを希望する。台湾問題は中国の核心となる利益であり、また、13億もの中国人民の民族的感情に関わっている。一つの中国の原則を堅持することは、中日関係の政治的基盤である。中国側は、承諾を遵守し、中国の主権を損害することをしないよう日本側に要求する。

町村外相は、「日本は近代の歴史上の中国に対する侵略で、中国人民に巨大な損害をもたらし、これに対して心を痛め、深刻な反省と謝罪を重ねて表している」と述べ、また台湾問題について、「日本は一つの中国の原則を堅持し、『二つの中国』、『一つの中国、一つの台湾』を支持せず、『台湾独立』を支持しない」との考えを示した。

李肇星外交部長は、効果的な措置を講じて中国の日本駐在機構と在日の中国公民の安全を確保することを日本政府に強く要求した。

双方はまた共に関心を寄せる国際問題や地域問題について意見を交換した。