2005 No.17
(0418 -0424)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 週間の動き

05年博鰲アジアフォーラムの年次総会が海南省・博鰲で閉幕

博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの2005年次総会が4月22日から24日まで海南省・博鰲(ボアオ)市で開かれた。

23日の開会式では、同フォーラムの竜永図事務局長が会長を務め、フィデル・ラモス同フォーラム理事長(元フィリピン大統領)、中国共産党海南省委員会の汪嘯風書記がそれぞれ歓迎のあいさつを述べた。

開会式の後、引き続き年次総会の全体会議が開かれた。全体会議のテーマは、経済グローバル化プロセスにおけるアジアの新しい役割、インド洋大津波被災後の復興・再建とアジアの発展、アジア社会の調和のとれた発展である。中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席が全体会議で基調演説した。

05年次総会では、新しい試みとして、外交や経済について各国幹部が参加する「幹部レベルの対話」や、オーストラリアのジョン・ウィンストン・ハワード首相が参加する「中国・オーストラリアエネルギー提携」会議などが行われた。また、日本と中国と韓国の政府高官が未来に向けて協力を拡大するというテーマも話し合われた。それと同時にフォーラム初の「アジア全体報告」を発表し、アジア諸国の協力強化について分析した。

3日間にわたる05年博鰲アジアフォーラムの年次総会が4月24日成功裏に閉幕した。