ソプラノ歌手・張くんさんが北京で独唱会
ソプラノ歌手の張くんさんの北京独唱会が4月22日、中央音楽学院のコンサート・ホールで開催された。主催は中国国際文化交流センター、日本国際交流基金が協賛。
張くんさんは新疆ウイグル自治区のウルムチの出身。1987年に西安音楽学院声楽学部を卒業後、90年代の初め日本に留学し、1996年に日本東京音楽大学声楽学部の修士コースを終了。その後2005年までイタリアやドイツなどの音楽学院で造型を深める。1995年から、ローマ、ミラー、フランクフォート、マドリードのほか日本各地で百回以上のコンサートを開催し、好評を博した。2000年から2004年にかけては、中国国際文化交流センターの招待を受け北京や上海、西安、ウルムチなどでもコンサートを開いている。
今回は、オペラ「運命の力」や「シンデレラ」などからの経典的な一部の作品のほか、中国人に馴染みのある歌曲や新疆民間歌謡も披露、聴衆の喝采を浴びる。
(夏祖芬)
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