中国、日本企業を含むすべての海外企業の中国における合法的権益の保護を表明

中国の薄熙来商務部部長はこのほど北京で、「中国政府は、一貫して各国の中国との貿易往来と投資にプラスとなる良好な環境作りに努めてきた。中国は、法に基づき、日本企業を含むすべての海外企業の中国における合法的権益を保護する」と強調し、次のように語った。

薄熙来商務相は、その際、「中日両国の経済協力と貿易関係は互恵のものであり、中国側は、中日間のこの関係が被害を受けることを望まない。いま、中国の一部の人は日本製品の不買という方式で、日本の一部勢力による侵略の歴史否定という一連の誤った言行に対する不満を表そうとしているが、事実上、製品の日本製品の不買は、中日双方の生産者と消費者の利益を損ない、中国の対外的な協力と発展に不利となる。われわれは、これら一部人々が理性を以ってその愛国的熱情を表し、社会の安定を自覚して維持していくものと信じている。

薄部長はさらに、「中国側は、日本側の歴史問題でのやり方に断固として反対し、日本側が侵略の歴史を正視し、反省するという承諾を具体的行動に表し、中国人民の感情を傷つけることを二度としないよう厳しく要求した。日本側が、歴史を正視し、二国間関係に存在する問題を的確に処理しさえすれば、中日間の経済協力と貿易は良好な将来があるものと中国側は信じている」とした。