2005 No.18
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連戦中国国民党主席、大陸を訪問

中国国民党の連戦主席は国民党大陸訪問団を率いて、台湾から香港経由で26日午後大陸の南京市に到着し、8日間にわたる大陸訪問を始めた。

連戦主席は、中国共産党中央委員会と胡錦涛総書記の招きを受け、国民党代表団を率いて4月26日から5月3日にかけて大陸の南京、北京、西安と上海を訪問し、訪問期間中、胡錦涛共産党総書記を会見する。これはこの60年来、国民党と共産党の最高指導者によるはじめての正式な対話として注目されている。

27日午前9時、南京の中山陵(孫文陵)を参拝した。参拝終了後、連主席は次のようなコメントを発表した。

今年は孫中山氏の逝去80周年に当たり、抗日戦争勝利60周年でもある。こういった時期にあたり、私は中国国民党を代表し、(大陸部訪問団の)すべての団員とともに、わが党を創始した孫中山氏の陵墓の前で、最高の敬意を捧げる。われわれは厳粛かつ敬虔な気持ちでここに来た。特にこれほど多くの民衆が自発的にここに来たのを目にして、感動はさらに深まり、この上ない興奮を感じる。

今日の両岸の情勢、特にこのような深刻というべき膠着状態の中、われわれは孫中山氏の臨終の時に「平和、奮闘、中国を救うことを忘れるな」という言葉を繰り返し国の人々に向けて語ったことを思い出さずにはいられない。この言葉を思い起こすにつけ、われわれは皆がどこにいようと、平和と奮闘の気持ちによってこの時代をしっかりとらえ、台湾のたゆまぬ経済発展と、皆が豊かな社会の構築を継続させ、大陸部の急成長と小康社会(いくらかゆとりのある社会)を完成させることができるよう強く願う。これこそが、われわれが今日において認識し、全力を尽くすべき全体的な目標だ。