黄菊副総理、「中日双方は両国関係の発展を推進すべきだ」と表明

黄菊副総理は5月8日北京で、「中日双方は抗日戦争勝利６０周年を契機に、歴史問題、台湾問題などの重要問題を真剣に処理し、中日関係の改善と健全、かつ安定した発展を促すべきだ」と述べた。

これは黄菊副総理が日本の首相補佐官である山崎拓氏と会見した際述べたもので、黄菊副総理は、「胡錦涛国家主席はこのほど、日本の小泉首相と会談した際、中日関係の安定と発展を推進するための五つの主張を打ち出した。これは中日関係の発展を図る上での原則と目標である。これには中日関係の改善と発展に対する中国側の誠意が表れている」と述べた。

これに対し山崎補佐官は、「日本側は、中日間の三つの政治的文書の精神をこれからも遵守し、一つの中国の原則を堅持し、歴史問題を正しく処理し、両国関係を長期的に安定した方向に発展させるために中国側と共に努力していく」と述べた。