李貴鮮全国政協副主席、
日本の衆参議長らと会見

中国人民政治協商会議全国委員会（全国政協）の李貴鮮副主席（中国国際交流協会会長）は11月4日、日本の河野洋平衆議院議長、扇千景参議院議長、町村信孝外務大臣らと東京でそれぞれ会談した。李副主席は「第2回新世紀中日アジア情勢・平和問題座談会」出席のため訪日している。会談の際、李副主席は次のように述べた。

中日両国の友好は得難いものだ。これは両国の先輩の政治家の懸命な努力のたまものであり、ことのほか大切にしなければならない。中国政府は中日関係を非常に重視しており、両国が「中日共同声明」など3つの政治文書の原則と精神を順守し、「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」姿勢を堅持し、歴史問題と台湾問題を正しく認識、処理し、長期の視点に立って多段階と多次元の交流を深め、中日関係が安定して健全かつ深く発展するよう促すべきだと、以前から考えている。