薄熙来商務部長、「環渤海区域は中日韓経済協力の新拠点になる」と強調
中国の薄熙来商務部長は8月30日、天津で開かれたシンポジウムで「中国北部の環渤海区域に開放の活力、発展の実力、協力の潜在力があり、中日韓間の経済協力の新たな拠点となるに違いない」という考えを明らかにし、次のように語った。
中国の環渤海区域は海を隔てて、日本や韓国と向かい合っており、東北アジア経済圏の中心に位置し、ユーラシア大陸ブリッジ東部の主な起点である。同時にそれは東北旧工業地域や華北、華中の3大経済地域ともつながっている。中国がWTOに加盟した後、中央政府は東北旧工業地域を支持し、環渤海区域の経済発展に大きな力を注いでいる。環渤海区域、日本、韓国は資金や技術、天然資源、人的資源、市場容量、総合的経済力などの面でそれぞれ強みがあり、補完性が強く、新たな協力を行う強固な基礎を築くことができる。
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