中国科学院、「外国投資の品質向上が必要」
中国科学院予測科学研究所は、このほど、「2007年中国の輸出情勢に関する分析と予測」と名づけるレポートを発表し、「外国の投資は、中国の対外貿易の規模や構成に影響を与え、その質は向上すべきだ」と語った。
このレポートの分析では、2006年、中国での外国投資は製造業に集中し中国の第3次産業の発展を妨げ、アジア諸国やアメリカからの投資が減り、輸出を目的とした外国投資が多くの割合を占めていることなどが明らかになった。
このレポートは、第3次産業への外国投資を増やし、貿易方式の転換や産業構成の最適化を促すようアドバイスした。