温家宝総理、「中国、科学技術進歩で経済成長方式の転換を促す必要がある」と指摘

中国科学院が創設55周年の記念日を迎えるに当たって、温家宝総理は科学技術者との座談会に出席し、「中国の経済発展の構造と成長の問題は、根本的に科学技術に拠らなければならない。中国は、科学的発展観を樹立する必要がある。中国は、新しい工業化の道を歩み、科学技術の進歩を大きく推進し、経済発展のなかで科学技術の占める比率を高め、科学技術の革新によって産業構造のレベルアップを促進し、中国製品の質と市場競争力を高めなければならない」と指摘した。

温家宝総理はまた「科学技術発展のカギは、人材である。関係部門は若い科学技術人材の育成を重視するとともに、世界から、人材を招き、優れた人材を生み出す良好な環境を作り出すべきだ」と述べた。