2004 No.42
(1011 -1017)

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「世界競争力レポート」の
ランキングでは中国の順位が46位

世界の主力企業を会員とする民間研究機関である世界経済フォーラム(WEF)は10月13日、「2004年世界競争力レポート」を発表し、中国がマクロ調整策などを安定した軌道に乗せ、高度成長をとげていることは評価されたものの、銀行の不透明や官僚体制の非能率が指摘され、前回よりも順位が下がり、46位にランクされた。

同レポートでは、2020年に中国が世界2番目の経済実体になると予測し、「中国経済の成長は人を驚かせるものがあり、中国は世界に市場を大規模に開放しており、貧困人口は大幅に減少している」と評価した。

このほか、順位は下がったものの、中国に対する評価は低くない。「中国は適当な経済管理を進めており、インフレや財政面の不均衡を是正しており、農村部の労働人口の都市部への流入についても、社会保障面での制度を着実に拡充している」と評価した。

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